政府は3日夜、原子力規制の組織再編について関係閣僚が協議し、独立性の強い委員会方式でなく、閣僚の指揮の下で原発事故などの危機管理対応が円滑に行える中央省庁の外局として新組織を設置することで大筋で一致した。
会合には、経済産業省原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会などを統合し、環境省の外局として「原子力安全庁」(仮称)を来年4月に新設することなどを柱とした試案をまとめた細野原発相のほか、枝野官房長官、海江田経済産業相、高木文部科学相、玄葉国家戦略相らが出席した。
出席者によると、細野氏は試案で示した、〈1〉原子炉の管理や自治体との調整を行う地方組織の強化〈2〉事故発生時の初動対応〈3〉テロ対策など核セキュリティー確保のため、警察などとの連携〈4〉「SPEEDI(スピーディ)」に基づく放射線拡散予測の運用の移管――などの内容を説明。内閣府の外局とする案も検討するよう求める意見が出て、当面両案を検討する方針を確認した。
(2011年8月4日03時04分 読売新聞)
会合には、経済産業省原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会などを統合し、環境省の外局として「原子力安全庁」(仮称)を来年4月に新設することなどを柱とした試案をまとめた細野原発相のほか、枝野官房長官、海江田経済産業相、高木文部科学相、玄葉国家戦略相らが出席した。
出席者によると、細野氏は試案で示した、〈1〉原子炉の管理や自治体との調整を行う地方組織の強化〈2〉事故発生時の初動対応〈3〉テロ対策など核セキュリティー確保のため、警察などとの連携〈4〉「SPEEDI(スピーディ)」に基づく放射線拡散予測の運用の移管――などの内容を説明。内閣府の外局とする案も検討するよう求める意見が出て、当面両案を検討する方針を確認した。
(2011年8月4日03時04分 読売新聞)
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by eagles1988
| 2011-08-04 12:40